SoftEther VPNを使って、リモートアクセスできるように、Ubuntu13.10のPCにSoftether VPN Serverをインストールしました。
1. ダウンロード
以下の設定でダウンロードしました。
ダウンロードするソフトウェア:SoftEther VPN(FreeWare)
コンポーネントを選択:SoftEther VPN Server
プラットフォームを選択:Linux
CPUを選択:Intel x86(32bit)
2. 実行可能ファイルの生成
こちらを参考にインストールしました。
必要に応じてsudo権限で実行していきます。
tar xzvf vpnserver-5070-rtm-linux-x86.tar.gz cd vpnserver make
「使用権許諾契約書」の確認がありますので内容を確認し、同意(1)して進めていくとインストールが完了します。
3. VPN Serverの配置
cd .. sudo mv vpnserver /usr/local
root権限でないと実行できないように、パーミッションを変更します。
cd /usr/local/vpnserver/ chmod 600 * chmod 700 vpncmd chmod 700 vpnserver
4. vpncmd の check コマンドによる動作チェック
./vpncmd
VPN Tools コマンドの使用(証明書作成や通信速度測定) を選択します。
VPN Tools> check
システム上問題なければ、問題ない旨のメッセージが表示されます。
5. スタートアップスクリプトに登録
/etc/init.d/vpnserver として以下のスクリプトを置きます。
記述例のままだとロックファイルの箇所でエラーがでましたので、適時修正します。
#!/bin/sh # chkconfig: 2345 99 01 # description: SoftEther VPN Server DAEMON=/usr/local/vpnserver LOCK=/var/lock/vpnserver test -x $DAEMON || exit 0 case "$1" in start) $DAEMON start touch $LOCK ;; stop) $DAEMON stop rm $LOCK ;; restart) $DAEMON stop sleep 3 $DAEMON start ;; *) echo "Usage: $0 {start|stop|restart}" exit 1 esac exit 0
6. サービスに登録するために、sysv-rc-confをインストール
sudo apt-get install sysv-rc-conf
インストール後、自動起動するように修正します。
sudo sysv-rc-conf vpnserver on
Ubuntuが起動すると自動的にサービスが起動するようになります。
手動で停止、起動する場合は以下のようにします。
/etc/init.d/vpnserver start /etc/init.d/vpnserver stop
次はWindowsに管理マネージャをインストールしてVPN Azureの設定を行います。